昏夢のなかで

老舗焼鳥屋で

2019.07.18

都会から友人が仕事で旭川にやってに来たので、その夜飲むことになった。老舗の焼鳥屋を予約して楽しく飲んでいた。お会計の時に「ここは俺が出す」というので甘えることにした。と、ここまでは良かったのだが友人がお店のおばさんに領収書を求めたときに「カラでいいかい?」と尋ねられたので「すみませんが書いてもらえますか」と答えた。そうしたらそのおばさんがこれでもかというくらいに目の前でめんどくさそうな顔をした。難しい社名でもない。特別店が混み合っていたわけでもないのだが・・・・・。でも友人は日本酒をだいぶ飲んでいたので、幸いにもおばさんのこの比類なき悪態に気が付いてない可能性もあるかなと考えた。お店を出た後に一縷の望みを託しながら恐る恐る「すまんな。旭川はこんなかんじで」と軽く詫びてみると「いや、別に気にしてないよ」と答えが返ってきた。そりゃそうだ。いくら酔っていても目の前で般若よりおっかない顔されたのだから。

「もう二度といかないっ」なんて狭量なことは言わないけど、旭川のためにももう少しよそ者や観光客にやさしくしてくれないかな。