昏夢のなかで

どう考えればよいのか

2020.03.09

先日、旭川郊外の居酒屋で偶然知人にあいました。普段はサンロク街で週に2~3日ほど飲み歩いている彼が何故旭川郊外の目立たない居酒屋のカウンターの隅っこで一人飲んでいるのか気になって尋ねてみると、「サンロク街で目立っちゃうとこの時期何言われるかわからないから」という理由でした。ボクは今回のコロナの件では普段はマスクをつけるくらいで特別何も考えずに普通に生活しています。出張や打ち合わせでは何処にでも出かけて外食したりもします。人目を気にすることもありません。でも家族に高齢者や子供がいるとか家庭環境やその他で考え方は随分と変わってくるかもしれませんね。

2017年の厚労省の統計(ちょっと古くてすみません)によると日本国内で1年間に肺炎によって死亡する人の数は96.841人だそうです。これは誤嚥性肺炎死亡者数35.788人を含んでおりません。まぁ医者が死亡診断書をどう書くかというセンシティブな問題もあるでしょうが、単純計算では1か月に約8000人、1日では約265人が誤嚥性肺炎以外の肺炎で死亡していることになります。一応薬や治療法が確立されているとはいえ、毎日このような数の人が肺炎で亡くなっているわけです。

日本では新型コロナで死亡した人数がクルーズ船を除けばまだ2桁になっていません。(3月9日現在)治療方法が確立されていない未知の病気ということで恐怖感を持つのは当然と思いますが既存の肺炎と比べると死亡者数が随分少ないと感じます。

このような数字の比較が意味あることなのかどうかもまったくわかりませんが、卒業式や入学式までキャンセルするほどの非常事態なのだろうかと考えてしまうのです。もちろんオジサンは医者でも何でもありませんし無責任な楽観論をまき散らしたいわけでもありません。でもなんだかなぁとは思うんですよ。中止されるイベントの中に便乗的な中止がないことを心から願います。